日大文理学部の学生さんたちとのプロジェクトがスタートしました!

本日 2024年5月15日(水)日本大学文理学部の鴨澤先生が担当されている講義に参加し、学生さんたちとの約3か月間のプロジェクトがスタートしました。僕が担当させていただくことになったチームのゴールは、今年8月に予定されている「さいわい夏休み基地2024」で一つのコーナーを作り上げる、というものです。

初回のため、今日は顔合わせ。いきなり初対面の人とチームを組むのは難しいでしょうから、「まことさがし」について、どんな思いでどんなことをしているのかを中心とした自己開示と、意見交換のグループワークを行いました。

お話しした内容は、昨年の若者分科会や、今年3月のかわさきYELLさんで用いたものを軸に、何枚かスライドを追加したものになります。内容が堅いと学生さんたちには受け入れられないのではないかと不安でしたがみなさん真剣に耳を傾けてくださいました。

今回、追加したスライドの一部です。社会の「構造」について、同じような問題意識を持っていた方もいれば、「考えたことも感じたこともなかった」と率直に伝えてくださる方もいました。

自分の中では、大学生にこそお話をしてどんな反応をもらえるか興味深い試みではありましたが、振り返ってみると、中高での「誠」への問いから、大学での上記の問いへのつながりの説明が足りなかったと反省しました。

さて、授業後にはGoogleフォームのアンケートからありがたいフィードバックをたくさんいただきました。一部抜粋させていただきます。

  • ひとつの事に沢山の興味を持ち、沢山知ろうという意思がすごいと思いました。
  • 言葉を選んで話していてとても聞いていて心地よかった。
  • 自分の感じたことを人に分かりやすく伝えることができる人は、日々考えてる人だなと19歳になった最近になって思いました。
  • 今まで受けたことが無いような形式のプレゼンテーションでとても斬新な内容で非常に面白かったです。
  • こういう考えを持った若い人とあまり出会ったことがなかったのでとても共感したし、素晴らしい考えだなと思いました。
  • 沼ちゃんの話し方に惹きつけられました。短い言葉で多くのことが伝わる話し方で、羨ましく思いました。

「素晴らしい」「すごい」等の感想をいただけたことは恐縮です。堅苦しいお話につきあっていただき、ありがたい限りです。

そして、話し方について好意的なコメントが多かったことには驚きました。「冗長かな」、「これは適切な言葉選びではないな」と思いながら話していたのですが、むしろ今回くらいゆっくりかつ多くの言葉を重ねるように話すと伝わるのだと学びました。

一方で、「羨ましく思いました」というコメントには注意しなければならないと思いました。この方はきっと賛辞としてそう書いてくださったのかもしれませんが、程度の差はあれ劣等感の類の感情も引き起こしてしまっていたなんてことは両立しえます。

僕がこれから人前で話す際に気をつけなければならないことは、考え方やあり方の違いを浮き彫りにしつつ、同時にそれが優劣の問題ではないことを明確に伝え、同じゴールを向けるようにすることなのだ、と感じました。

8月の本番までにあと2~3回ほど講義に参加する予定ですので、引き続き学生さんたちとの交流やプロジェクトの進展を楽しみにしたいと思います。

最後に鴨澤先生、学生さん、そして講義の準備や当日のサポートに入っていただいた「まことさがし」のメンバーでもある川村さんに対してお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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