かわさき若者会議のみなさんへ

目次

したいこと:かわわかへの問題意識の共有

こんにちは。幸区出身・川崎区在住のぬまたたくみ といいます。

かわさき若者会議(かわわか)には発足時から参加させていただいていて、この1年、かわわかのおかげで川崎を愛する多くの方と出会うことができました。そんなかわわかにとても感謝していますし、この思いはこれからも揺るぎません

その一方で、僕はかわわかに対していくつかの問題意識を持っています

その多くはもともと漠然とした疑問だったのですが、以前ラゾーナ川崎で行われたイベントにかわわかから出展する企画のまとめ役をつとめた折に、自分事として向き合わないといけない経験をし、はっきりと問題だと感じるようになりました。

そこで今回、まずはこれらの問題意識をかわわかのみなさんと共有させてください

そのねらいは、

  1. かわわかのメンバーのうちどれくらいの方が、今回挙げた問題意識に反応(賛同、反論、理解など)してくれるのか知りたい(ただの好奇心!)
  2. もし心のどこかで同じように考えている方がいれば、おもしろい議論が生まれるかもしれない
  3. 問題を掲げるだけでは無責任なので、その一部でもよりよくするための取り組みをしたい。そして、そのための仲間を集めたい

の3つです。

それでは本題に移ります。

かわわかに感じる問題

1.「強制しない」と「責任」の両立

かわわかでのルールとして「強制しない」がありじっさい活動はすべて任意参加です。

そのゆるさはかわわかに入るハードルを低くしているし、息苦しくなくて良いルールだなと思います。

しかし、企画を進めるうえでは「強制しない」と「作業の分担(責任をもって仕事をしてもらう)」とのかねあいが難しいことがあり、いつのまにか企画が立ち消えになってしまうこともあるようです。

また、外部のイベントに出展する場合には、たとえかわわかの内側では「ゆるいつながり」という認識でいても外部からは「責任ある団体」としてみなされます。

この内と外の温度差のなか企画を進めようとすると、結果として関わる人の全員が「なんか違うなぁ」となりかねません。

2.受け身の企画の多さについて

これは問題点の1つ目の続きです。

そもそも、「強制しない」と「責任」を両立させること自体は、自ら(=強制されずに)責任を引き受けることで成立します(本来の意味でのボランティア?)。

それにも関わらず、先に述べたような温度差が生まれてしまう原因は、企画そのもののスタートが「受け身」だからではないでしょうか。

現在のかわわかは、ありがたいことに外部からイベントのお誘いを受け、それに参加する形がほとんどとなっています。

しかし、今後はいままでの形にプラスするような方法で、かわわか発のイベント・企画をしかけやすい仕組みをつくりたいと考えています

メンバーそれぞれの興味や夢、「やりたい!」に沿うような活動を能動的に実現できる環境になれば、かわわかはもっと素敵な場所になると思うからです。

3.ノウハウがたまる仕組みがない

何かをするとき、蓄積されてきたノウハウは大きな強みになります

かわわかも2年目となり、以前参加したイベントにまた呼んでいただくことがあるかもしれませんし、今までの反省や学びを生かして新しい企画をしてみたいというメンバーもいるかもしれません。

そんなとき、過去にかわわかでどんな人が、何を考えて、何をしたのか、そして何を得られたのかがわかるような仕組みがあればと思うのですが、今のところそのようなものはありません。

4.財源がない

自分たちで活動資金を調達する方法を探す必要があると考えています。

5.ルールを決めるルールがない

かわわかにはルールを決めるためのルールがありません。

だから、よりよい仕組みをルールとして提案することが難しくなっています

なぜなら、提案に対してどう意見を集めて、どんなプロセスを経ればそれを採用するかがわからないからです。なあなあで決めてしまうという手もありますが、そうすると「言ったもん勝ち」となり悪意を持ってかわわかを利用することができるようになります。

この項目は慎重に話をするべきテーマだと思いますので、ここでは指摘するにとどめさせていただきます。

自分なりの回答

上記1~4番目の問題に対する自分なりの回答として、2つのアクションを考え実行することにしました

かわわかのwebサイトの制作 

「ノウハウがたまる場所」をつくるために、かわさき若者会議のwebサイトを制作します

「かわわか」全体としての記録や広報の媒体となり、各メンバーにとっても発信・情報交換ができる場にしたいと考えています。

現時点でできるようにしたいこと

  1. 活動記録(外部用:広報も兼ねて)
  2. 活動記録(内部用:ノウハウの蓄積)
  3. メンバー毎の個人ページ(個人の活動紹介・広報、メンバー同士の情報交換)
  4. かわかかへの依頼を一本化する窓口・あるいはお誘いの一覧
  5. プロジェクト毎に寄付金を募ることができる仕組み
  6. かわわかに参加したいと思ってくれる方への情報提供・応募窓口

子どもの居場所づくり企画&運営報告

「自発的な企画を増やそう」と呼びかけるのなら「まずあなたからやりなさい」と言われてしまうは当然なので、毎月開催の「子どもの居場所づくり」を企画・運営します。

そして、回を重ねていくなかで経験した失敗や学んだこともふくめて運営報告をします。ねらいは、自主企画のノウハウの蓄積と情報交換です。

(参考)子どもの居場所づくり企画

さいごに:アンケートにご協力お願いします

ぼくからお伝えしたいことは以上になります。長い文章を読んでいただいてありがとうございました。

最後に、賛同・反論ふくめ様々な意見を教えていただけると幸せです。よろしくお願いします。

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