本日 2024年5月29日(水)、再び日本大学文理学部の鴨澤先生が担当されている講義に参加し、2024年8月2日(金)に予定されている「さいわい夏休み基地」での企画案について考えるグループワークをさせていただきました。
前回の講義で、自分は「何をするか」よりも「なぜするのか」を中心に据えて、上の図の外側に向かうように考えている、とお話しました。同じような考え方を学生さんに押し付けることはもちろんしたくありませんが、普段とは違う切り口で考えてみるのも面白いのではないかと、せっかくなので「なぜ」→「何を」のステップに沿ったグループワークを実施しました。ちなみに、この枠組みは高校生時代に出会ったこちら↓の動画に影響を受けています。
また、この枠組みに沿って考える際に一つ目を向けてもらいたいポイントとして「お客さんは誰か?」を挙げました。このプロジェクトを進めていくことで、どんなことが誰のためになるのか?それは参加した子どもたちのためだけだろうか?という問いを投げかけてみました。この問いに対して学生さんたちがどう考えるかなんてもちろんデザインできるわけはないので自分にとっても実験的な試みでした。(こちらは、中学生時代に出会った『もしドラ』を読んで身につけた考え方です。)
しかし、正直グループワークについては僕の準備不足でした。提供する情報やかみ砕くための時間が不足しているうえに問い自体も漠然としており、学生さんを戸惑わせてしまったのです。ただ、講義中にその様子に気づき、すぐに謝罪と方針の転換を図れたことは不幸中の幸いでした。
そういうわけで、学生さんのための講義なのに僕が多くを学ぶ会となってしまいました。今後に活かすほかありません。
とはいえ、夏休み基地でやりたい企画を挙げるグループワークでは、オリジナリティのある楽しそうな案がたくさん出てきました。そしてありがたいことに9名の学生さんに夏休み基地のプロジェクトに参加いただけることが決定!当日までの約2か月とちょっと、お互いに学びになるような時間にしていけたらいいな、と思います。